先日、栃木県鹿沼市にある「鹿沼木霊の森」での地味練に参加しました。
本日の練習は、午前中に地味練をみっちりやり、午後は林道と急な下り坂がある尾根コースを走れるようになろう!という内容です。
地味練ではまず、短い距離でアクセルを全開にしてから停止するを繰り返す「STOP & GO」や、フロントブレーキをロックさせながら走る練習を何度もやりました。
ちなみに、この練習内容は、と〜っても大切だと午後林道コースで実感させられることになります。

午前中の最後は、枕木練習。最初は4つくらいの本数で、簡単にできていましたが多くなるにつれ難しくなり、けっこうこけました。泣
あまりにもこけすぎて、気休めに「君、ガッツあるね」と言われたり。。。

枕木は、上記写真の右側より左側の方を走るのが難しかった。どうしたらうまく走れるのか今後の課題です。
午前の練習後、母が作ってくれた美味しいお弁当を食べ、午後林道へ。
でこぼこのある急な傾斜の登り方をマスターした後は、ヒルクライムゾーンに突入。

この日私は、残念ながらこのヒルクライムは行わず。
皆さんの走りをずっと見ていました。
先生曰く、ヒルクライムのポイントは「成功するための80%以上は、助走がちゃんとできているか」だそうです。
私も見ていると、成功する人としない人は、登る前の助走の時点でわかることに気づきました。
登れない人は、短い距離でスピードを上げられず失敗する。もしくは、助走時に地面のでこぼこで失速してしまい登れない。または、坂の途中くらいでフロントタイヤが上がってしまったことに対して体の重心を前に持っていくことができず、アクセルを一瞬戻してしまう。などの理由で登れないことがわかりました。
そうなんです、、
ここにきて、午前練習の「STOP & GO」の重要さに気づかされます。
短い助走距離の中でも、アクセルを開け、ハイスピードに持っていくスキル。このときアクセルも急に勢いよく開けるのではなく、その開け加減(アクセルワーク)を知る練習が必要ですし、勢い余ってフロントが浮かないように体の重心を前傾にするなど、たくさんの実践にいきる要素が午前の地味練に含まれていました。

また、先生のアドバイスでもう一つ。「ヒルクライムでは、まだ登りきることができなくても、途中まで行けたところでバイクを投げず、転ばずに坂の途中で止まり、バイクを横にして傾斜を下り、再トライするところまで持っていくことがけっこう大切な練習だよ」と言われました。
「これができると、ものすごく体力の消耗が少なくて済むからね。」と。次回はセロー225を強化し、万全の装備で再トライしたいと思います。
この日の最後、尾根コースの下り坂では、セカンドに入れてエンジンブレーキを使い、クラッチをつなぎながら降りる練習をやりました。(ここでは午前中のフロントタイヤをロックさせながら走る練習が生かされます。)
急な下りの中にたまにでてくる厄介な根っこや大きい段差があったら、フロントブレーキをガツンとかけて転ばないように、怖いけどフロントブレーキを一旦緩め、着地の衝撃を終えた後にこれまでのようにフロントブレーキをかけることも教わりました。

以上。まだまだ色々あるのですが、この日は多くを学ぶ1日でした。
最後、セローを倒れた状態から起こす練習を30回くらい繰り返しました。
翌日はもちろんものすごい筋肉痛になってました。(特に、腕と肩と腰と背中とおしり)
お世話になった皆様、本日もありがとうございました🙇♀️