Africa Eco Raceとは?

「私が冒険の扉を示す。開くのは君だ。望むなら連れて行こう。」
~パリダカールラリー創始者:Thierry Sabineの言葉~

サハラ砂漠をバイクで走る――
冒険を愛するオフロードライダーにとって、究極の夢ではないでしょうか。高校生の頃、風間深志さんや三好礼子さんといった冒険ライダーの存在を知り、強く憧れていた私もその一人です。

Africa Eco Race(AER)は、まだ冒険レースの側面が色濃かった「パリ・ダカ」への回帰を謳い、2009 年から毎年開催されている国際ラリーです。そのルートはモナコをスタートし、モロッコやモーリタニアを駆け抜けてセネガルのダカールの海岸でフィニッシュするという、総距離6500㎞以上にも及ぶ過酷なものです。

完走するには、車両性能やライディングスキルはもちろん、ナビゲーション能力や、車両の修復能力や、チームビルド、1日平均500㎞の道のりを約2週間に渡り集中力を保ち続ける精神力や体力、判断力など、数えきれないほどの総合的な能力が試されます。

Africa Eco Raceの概要

・開催日:毎年3月 ※2020年までは毎年1月、2022年は10月開催
・開催国:フランス、モロッコ、モーリタニア、セネガル
・参加カテゴリー:車、バイク、トラック
※バイク:450 cc クラス、最大 450 cc、クラス オープン (450 cc 以上)、+700 cm3 自転車、エンデューロカップ、女性、ジュニア、実験的 (ハイブリッド、エコ)、クラシック、クワッド
・エントリー人数・台数:550名、200台以上。(2022年)※30か国以上から参加する国際ラリー
・特徴:
過去のダカールラリーの主催者ティエリーサビーヌの意思を引き継ぎ、主に北アフリカで開催されセネガルのダカールでゴールする。アマチュアとプロを対象にした、現在唯一アフリカで開催の国際デザートラリーレイド。モータースポーツのジャンルの中でも、本ラリーの主催者は参加者に対して環境意識を高め、自然に対して責任ある行動を推奨し、主催者は、環境に配慮したエネルギーの使用や、2000ヘクタールの土地に100万本の植林等を実施。主催者のみならず参加者も同様に、本レースを通じて様々な慈善活動を行っている。


公式HP:https://www.africarace.com/

2022年のルート。13日間(休息日1日)、Stage1~Stage12での総距離は6000㎞。

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